10月13日(土曜)寺原太郎(バーンスリー・朗読) x 臼井淳一(笙・朗読)

【ビョマンタラ音準備室】

2012年10月13日(土曜)
出演:寺原太郎(バーンスリー・朗読) x 臼井淳一(笙・朗読)

◆主旨◆
気鋭の実力派俳優達に運営される劇団一の会 ワンズスタジオ(江古田)にインディペンデントな活動を続ける二人のミュージシャンが出演します。
その二人が自らに課したお題とは....

1)
音はいったいどこから鳴るのか?舞台vs客席の位置関係の再設計。
2)
古代でもやっていた?バーンスリー(インド由来の横笛)と、笙(平安時代から続く雅楽器)の共演。
3)
役者ができてなぜやらない!SF作品の朗読に二人が挑戦!
(予定:澁澤龍彦「高丘親王航海記」、19世紀バリで書かれた音楽理論の音に関する記述(中川真「音は風に乗って」より)、ウィリアム・バロウズ「ソフトマシーン」)

果たして当日は、壮大なホームランが放たれるか、それとも大ぶりの三振か。
これは目撃するしかないっ!

◆実施要項◆
17:30開場 / 18:00開演
対バン:谷修
入場料:当日券1,000円(学生800円)
会場:劇団一の会 ONE's STUDIO
http://gekidan-ichinokai.com/index.html
〒176-0005 練馬区旭丘1-10-10
お問合せ (電話、FAX共に)  050-3379-2826

◆出演者プロフィール◆

◇寺原太郎(北インド古典音楽演奏者 バーンスリー奏者)

1968年、千葉県生まれ。1991年、バーンスリー奏者中川博志氏に入門。翌年中川氏とともに渡印し、インドの人間国宝、Pt.ハリプラサード・チョウラシア氏に直接レッスンを受ける。1997年よりシタールの巨匠Pt.ニキル・ベナルジーの弟子であるアミット・ロイ氏に師事。

現在は東京を中心にインド古典音楽の演奏活動を行う一方で、アラブ音楽、アフガニスタン音楽、チベットの歌手:テンジン・チョーギャルとの共演など、インド音楽に留まらない活発な創作活動を展開。ガムラン、邦楽、ジャズ等とのコラボレーションも行っている。2012年に公開された映画「るろうに剣心」ではバーンスリーの演奏で参加し、その深い音色が話題を呼んでいる。

【おもな出演】
2006年,07年,11年,12年とオーストラリア最大の音楽祭Woodford Folk Festival出演
2007年5月: 坂本龍一プロデュース「ロハスクラシックコンサート2007」
2008年2月: インドのマディアプラディーシュ州マイハル 「アラウッディーン・カーン音楽祭」(タブラ:U-zhaan)

◇臼井淳一(企画制作 笙、ヴァイオリン奏者)

1977年 東京都生まれ。幼少の頃よりクラシック音楽の教育を受ける。1992年の学生の頃、アメリカはシアトルからのオルタナグランジに触発され、ヴァイオリンをエレキギターに持ち替える。
2000年以降は各国の伝統芸能に興味を持ち、アイルランドを始めとしたフィドル音楽、北海道の南西部に伝わる民謡(江差追分)、そして平安雅楽のフィールドワークを継続している一方、アンダーグラウンドの即興演奏、ノイズのイベントを多数企画し、自らも出演。実験映画にも多く音楽作品を提供している。

※このコンサートは江古田ユニバース2012の一環としておこなわれます

◆江古田ユニバースとは?◆
江古田ユニバース「-BIRTH OF ECODA-」とは「江古田をアートの街にしよう!」という主旨のアートイベントです(開催期間:10月7日日曜〜10月14日日曜)
期間中は、江古田の他の会場でもいろいろなイベントがあり、どの会場でも使えるパスポート券もあります(2,000円 お店によってはオーダー費がかかります)。ぜひご利用ください。http://ecodauniverse2012.businesscatalyst.com/